今日は、無料恋愛冊子の最後のトークを丸々お載せします。DVをする男性に関することです。
女性が幼少期に周りから暴力を受けてきたら「我儘ガール」となって生きていく可能性が高いです。
今回のトークは、その男性バージョン。
まず私がなぜDVについて語ろうかと思ったかというと、この記事を読んだから。
【誰もがTOKIOの山口達也さんにはなれないー親子断絶防止法案の問題点(3)】
難しいですよ。
解決方法がわかったとしても、解決に至るまでに時間かかるし、たやすいことではないと思っているからです。
DVをする人もしない人も、特に女性に聞いてもらいたい。
では行きます。
目次
三つ子の魂百までも
これは以前にも言いましたが、人は3歳までに受けた周りの環境が、自分を形作るための基礎となります。
女性は、母親から受けてきた感情を自分の体を使って模倣するがごとく、男性への恨みつらみを抱き、女性であることを否定します。
他人(自分以外)を肉体的に直接攻撃することはなく精神的に間接攻撃をし、そして母親を含めた周りの我儘ガールからの嫉妬から逃れるために、わざとちょっと不幸になろうとします。
その「ちょっと」の基準は「母親よりもちょっと」です。
誰よりも男性の助けを望んでいるのに、誰よりも反対の行動をとります。
しかしなぜ、女性は男性の助けを望むのか?
それは、男性の世界で学ぶ「男の生き方」そのものが、問題解決への糸口となるからです。
男性が本来カッコいい存在だから、子孫繁栄のためもありますが、女性にはこの問題を生まれてからずっと抱え込んでいるので、男性を欲している部分もあるのです。
では、小さい頃から親に精神的肉体的に攻撃をされ続けていた男性はどうなるでしょうか?
タイトルからわかるかもしれませんが、女性や子供(自分よりも腕力・体力で力が弱い存在)に、そのうっぷんを晴らそうとします。
つまりDV男性の誕生です。
私はこれから男性に厳しいことを言います
ぜひ女性は、その男性のツラさをわかってあげて下さい。わからなくても、わかろうとして下さい。
「男はツラい」のは、男性社会が厳しいからだけではありません。それを今からお話します。
【なぜDV男とそうじゃない男性が存在するのか?】
今まで何度か言っていると思いますが、人は教わったことしか行動に移せません。
ご飯を食べる・排泄する・息を吸うといった“しなければ生きられない”こと以外は、教わらない限りできないんです。
教わったことを真似してやってみることで、人は色々と学んでいくのです。
例えば、こうやって文字が読めるのは何でだと思いますか?
小学校で「ひらがな」から教わったからです。
教科書や「お手本」となるものを真似て(なぞって)書き、覚えていきましたよね?
食事の時に箸やスプーンといった食器を使うのも、親や周りの人達が使って見せていたからですよね?
今は当たり前に出来ていることは、最初から当たり前に出来ていた訳ではありません。
見て学び、やってみることで覚えます。
その「出来た!」という時に、親や周りの大人が喜んでくれたら、嬉しくなってどんどん挑戦します。そして、どんどん出来るようになります。
この時、もし誰も喜ばなかったら、笑顔がなかったら、「そんなの出来て当たり前!調子に乗るな!」と暴言を吐かれたら・・・悲しいですよね。とても傷つきます。
大人になって社会に出ると、結構こういうことが頻繁に起こります。子供じゃないから褒められることが少なくなる。
おかしいですよね?大人になったって、初めてのことは最初からうまくできません。褒められて嬉しくなるのは、年関係なく誰だって同じです。
でもきっと、そうやって人を傷つける人って、その人も傷つけられてきたから同じことしか出来ないのかもしれません。
自分が何をやっても関心をもたれなかったら、人は自分自身でさえも興味を持てなくなります。
どうせ誰も関心ないから、何をやっても同じだと思います。
無気力だし、やりたいことなんてわからなくて当然です。
でも、いざ行動を起こせ!と言われた時は、自分がされてきたことを実行しなければいけません。知識がそれしかないからです。
しかし、恐ろしいことに、それは人を傷つける方法だったりするのです。
このように、子供の頃から親から暴力を受けてきた人が父親になったら、どういったことが起こるでしょうか?
そうです。妻や子供に、自分がされてきたことと同じように暴力をふるうようになります。
それしか方法(接し方)がわからないからです。
DV男性のほとんどの人は、楽しくて・快感を得たくて暴力をふるっているのではないと思ってます。
悪いことだとはわかっているけど接し方がわからず、また妻や子供の反応を見て、同じ年の頃の自分と重なり、余計に苛立つため、自分の親よりもエスカレートした行動になってしまうのではないでしょうか。
しかし、ここで言わせてもらいます。
DVをしてしまう男性の原因が親や周りの環境のせいであっても、「だから仕方がない」で終わらせるほど、子供ではないですよね?
ダメなものはダメなんです。
自分の子供もそして妻も、同じこと──いいえ、さらにエスカレートした行動を人にとるようになります。
「教えてもらわなかったから」「わからないから」「知らないから」
それを理由に、知ろうとしないのは男性としていけません。
女性の皆さん、わかりますか?
男性ってツラいと思いませんか?
恐らく女性だったら、知ろうとしなくても男性が助けてくれます。
でも男性は、自分で何とかしないといけないんです。
それが、男の世界──生き様なんです。
女性が想像するよりも、男の生きる道は残酷です。
【DVをしてしまう男性へ。やめたいなら、やめることが出来た男性か、DVをしない男性に、その方法を教わって下さい】
私は、今現在もDVをする男性同士が話し合っても、あまり意味がないと思ってます。
こういう時に自分は暴力をふるってしまうという「その場合の種類」を知るだけのような気がするからです。
あとは、「自分だけではない」という間違った安心感にもつながりそう。
はっきりと言いますが、DVをするのは「それしか接し方がわからないから」です。
わからないもの同士がアイディアを出し合っても、「どうすればいいのか」で終わってしまいます。よくても「こうしてみようか」くらい。でも多分結果はよくないと思います。
ここは、わかる人に聞かないといけません。
そして教えてもらうんです。「愛情を知る」んです。
年下の男性に教わることもあります。子供に教わることだってあります。女性から教わることもあるでしょう。
それでいいんです。学んで下さい。
「年下だから、子供だから、女だから」そんな下らない理由で動けないクソみたいなプライドは捨てて下さい。
私はそんな理由で動けない人よりも、頑張って勇気を出して自分と向き合おうとする男性の方が誇らしいと思います。まさに男の誇りですよ。
もし自分のイヤな部分が見えたら、他人にムカつくことがあったら、それは自分を知るためのチャンスです。
自分が直したいと思う嫌いなところは、徹底して嫌って下さい。中途半端に嫌うと、「俺はイヤな奴だな」で終わってしまいます。
もし本当に心の底からイヤだと思ったら、男性というのは原因を探り、解決へと思考を切り替えます。
他人にムカつくことがあったら、なぜそこにムカついたのか理由を考えてみて下さい。
自分がされたかったことや、自分の信念の確認ができます。ここでも自分を知ることができるんです。
最後に
私は簡単そうに「やってください」と言っていますが、自分のイヤな部分を知るというのは、ものすごく勇気のいることであり、パワーを必要とします。
でも、男性ならできます。
何度も何度も言うけど、だから男性って素晴らしい存在なんです。
女性は、そんな男性の源なんですから、女性であることを誇りに思って、どうか男性を理解し、受け止めてあげて下さい。
すんごくまともにマジメに語りましたが、私の言いたいことの根っこは
「男は男らしく、女は女らしく」生きると、実はもっと楽しくて、もっと味わい深くて、もっと心に余裕がもてるようになるよ
ってことです。
私も含めて。
個性をなくせって言ってるわけじゃないです。
これで人生終わりか・・・と思った時に、後悔して欲しくないんですよね。
つまらない人生だったな、と思ったら悲しいです。
私は今でも、亡くなったじいちゃんが「いい人生だった」と思ってくれていたかが気になります。
きっと思ってくれてただろうけど、私の中で後悔がいっぱいです。
「あの時こうしておけばよかった」は、今後にもツラく響いてきます。
どうか、悔いの少ない人生を。