【技術】声優学校で教わった「間」を意識すること

 

これは、大平透先生から教わったことです。

 

「声優は、台本にある(いわゆる句読点)を無視してはいけない」

 

作家は、この「。」や「、」にも想いを込めているので、

声優がこれを無視することは、作者の想いを無視するのと同じこと。

と、おっしゃってました。

 

なるほど。

確かに、私も小説を書く時に「、」や「。」は意識してます。

言葉のリズムを作ることが出来るし、区切る所によって意味合いが違くなるので。

 

ブログの記事の場合は、ほぼ見た目とリズムですが(笑)

 

「止め」というのは、日常生活でもそうなのですが、

特に何かを伝えたい時、とても有効な手段です。

 

ここで、音声も一緒にお届けしますね。

一発録りなので、途中噛んでしまってすみません(笑)

 

一緒に聞いてくれるとわかりやすいかと思います!

 

 

「止め」の役割

「止め」というのは、一つの「区切り」です。

つまり、

止まること=次に起こす行動が今までと違いますよという合図

です。

 

また同じ動きを再開するかもしれませんが、一度止まることで、今までの流れも一変します。

「ペラペーラ、ペラペラペーラ」

と快調に話していた人が、

「ペ」

でいきなり止まったら、どうした?(笑)ってなりますよね。

 

そんな感じです。

 

あとは、例えば

「今・・・そこに人が!」

と言うのと、

「今そこに・・・が!」

だと、印象は違いますよね?

 

「・・・」の後に来る言葉に意識が向くので、

残る印象は「そこ」と「人」で、だいぶ違います。

 

 

人は会話でも行動でも、先を予測しながら聞いている&見ている」という話をしましたが、

これも同じで、予測していた行動を「止められて」しまったので、

強く印象に残るわけです。

 

 

だから、役者にも「止め」が重要

ただし、「役作り」にはこの技術はいりませんよ。

あくまでもこれは「技術」です。

技術要素が強い仕事に使えることです。

 

今回は、声優を例にあげて言いますが、

「ナレーション」がこれに当たります。(セリフにこの技を使うと、「言い方」になってしまうので注意して下さい)

 

さっき「、」や「。」は、ちゃんと止めなくてはいけない

とお話しました。

 

そして、次の「、」や「。」まで勝手に区切ってもいけません

 

 

「春。それは、別れと出会いの季節」

これを例にすると、

 

区切りとしては

「①春②それは③別れと出会いの季節」

 

リズムとしては

「──|──|──────」

というイメージです。(※アクセントではありません)

 

でも、これだと皆このリズムになってしまいますよね。

ナレーションに役作りはいらないけど、聞いてる人にその情景をわかりやすく伝える必要はあります。

 

こういう場合、読み方としては

 

「春。

 

それは、別れと出会いの季節」

 

というように「。」に長く間をとりがちですが、

 

「春。それは、

 

別れと出会いの季節」

 

というように、「、」の後を長くすることもできます。

 

そうです。

「、」や「。」で一旦止めなければいけませんが、

その長さは自由です。

 

「…」や「──」も同じ

私が小説を書く時には、

「──」の方が速いです。

シュッって音のイメージ。

 

「・・・」だと、

テンテンテンの音なので、それだけ想いも強いです。

 

でも、先生はこれを逆転してもいいと言っていました。

演じる側にとって、「間」は感覚の時間でもあるので、

その役が感じた感覚の流れが、その長さならそうなんですよ。

 

で、あまりにも作家さんや監督さんとのイメージと違いがなければOKなはずです。

 

声優は、この呼吸も「役と役者」に合わせないといけないので、

めちゃ大変なんです。

でも、それが面白いんですけどね(笑)

完全なる変態だわ、私。

 

 

最後に

私が間を習ったのは、大平先生だけでした。

学校に通われてる方で、今この記事を読み、知らなかった~と思われた人が多いと思います。

 

さんざん間のとり方(技術的なこと)をお話しましたが、

何度も言うように台詞の中で意識しすぎてしまうと、『言い方』になってしまうので気をつけて下さい。

 

 

役作りをしっかりやって、その役を演じていれば、

間なんてものは意識せずとも、きちんととることができます。

 

もう一度言います。

間なんてものは、役作りをしっかりして演じていれば、自然にとることができます。

 

重要なのは、「役作り」です。

そこんとこ、ちゃんとおさえておいてくださいね。

 

読んでくれて戦キューヾ(*´▽`*)マタネー♪

 

 

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この記事を書いた人

橘 右近
見た目は真面目、中身変態なブロガー。演技について熱く語りたい声優兼小説家でもある。
スーツアクターの浅井宏輔さんと藤井祐伍さんが好き過ぎて、ヒーローものを見ただけで興奮する。時に菩薩のような顔をしながら下ネタも熱く語る。
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